菊花賞の枠順が確定!
2022年10月20日 14:30 キタサンブラック産駒ガイアフォースは1枠1番に入った。前走、父も制したセントライト記念で、実績馬アスクビクターモアを競り落とし、重賞初制覇。実力の証明には十分すぎる内容だった。GⅠ7勝の偉大な父も初のGⅠ制覇はこのタイトル。「総合力の高い馬」とデビューからコンビを組む松山も期待を隠さない。父子制覇へ、大一番を迎える。
秋初戦を落としたとは言え、7枠14番アスクビクターモアの上位評価は揺るがない。春の実績はメンバー随一で、前走も3着馬には3馬身差をつけている。2歳時から田村師がこの馬に掲げたテーマは"折り合い"。レース、調教で工夫を重ね、「思っていた通りに成長してくれた」と師は自信を見せている。
神戸新聞杯を圧勝した8枠17番ジャスティンパレスも菊花賞のタイトル奪取に燃える。春2冠は結果を出せなかったものの、父はこのレースで相性のいいディープインパクト。半兄アイアンバローズも長距離重賞で頭角を現すなど、血統背景からは不安はない。
2枠4番に入ったボルドグフーシュも侮れない。上がりの脚が使え、ここ5戦で全て最速を計時。阪神内回りのコースだけに位置取りが重要になるが、距離延長のここで一気差しの場面があっても。6枠11番ドゥラドーレスは皆が認める潜在能力の持ち主で、毎日杯では1番人気の支持を集めた。最後の一冠を獲りに行く。
中の人注目のプラダリアは2枠3番に入った。春は、青葉賞1着→ダービー5着と世代でも屈指の能力。前走は明らかに前哨戦の雰囲気で、上昇が見込める今回が非常に楽しみ。ここ一番の池添も心強い。