エリザベス女王杯の枠順が確定!
2022年11月11日 09:20 339万円の3連単が飛び出した昨年のエリザベス女王杯。その波乱の立役者で、連覇を狙うアカイイトは7枠14番に入った。その後のGⅠ成績は振るわないものの、コース適正はメンバートップクラスであることに間違いはない。前走、秋初戦の府中牝馬Sは+16キロと明らかな前哨戦仕上げ。上昇は必至だ。
20年に無敗で牝馬三冠を成し遂げたデアリングタクトは2枠4番に入った。大けがを乗り越え、春は同コースの宝塚記念で牡馬相手に3着。実績を考えればここでも中心と言わざるを得ない。オールカマーの内容はいまひとつも、「前走より素軽くなった感じ」と陣営のジャッジなら問題はないだろう。
5枠10番に入ったスタニングローズは今年の秋華賞を持ち前の競馬センスで制し、GⅠ馬の仲間入りを果たした。今回、距離は伸びるものの引き続き阪神内回りが舞台。古馬相手でも立ち回りのうまさは強力な武器になる。「動かすことがないくらい中身はできている」と高野師は状態にも自信を見せている。名牝ジェンティルドンナの仔ジェラルディーナは8枠18番から。オールカマーで見せた競馬は大きな収穫、これまでの気性難を感じさせない勝利を挙げた。ここ3走はずっとプラス体重とフィジカルの成長も著しい。偉大な母にGⅠ制覇の報告を届けられるか注目だ。
中の人注目ウインマリリンは7枠13番に入った。前走、強豪牡馬が相手の札幌記念で3着。3年連続の出走になるが、陣営は異口同音に「今年が一番いい」と太鼓判を押す。名手レーンを背に、悲願のタイトル奪取に期待したい。
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