中日新聞杯の枠順が確定!

2022年12月9日 10:30

 昨年は3連単200万円超が飛び出した波乱含みのハンデ重賞「第58回中日新聞杯」。4歳ながらデビュー6戦4勝のプログノーシスは3枠6番に入った。前走は逃げ馬を捉え損ね連勝が止まるも上がり3Fは最速の33.1と能力は見せつけた。3歳時には毎日杯でダービー馬シャフリヤールと0.3秒差の3着に食い込んだ素質馬。すぐにでも重賞を勝てる器だ。

 ハイレベルと言われる3歳世代も古馬撃破を目論み虎視眈々。8枠16番のマテンロウレオはダービー(13着)以来の前走・アンドロメダSでいきなり快勝。リステッドでは格の違いを見せつけた。きさらぎ賞を勝っている舞台だけに期待は十分だ。1枠1番のキラーアビリティはアルゼンチン共和国杯(8着)を使って上昇ムード。昨年のGⅠ・ホープフルSの覇者が貫録を見せつける。8枠18番のアスクワイルドモアも中京で行われた京都新聞杯をレコード勝ちしており侮れない。

 中の人注目は6枠11番のカントル。全兄にダービー馬ワグネリアンがいる良血が本格化の気配だ。2走前の佐渡Sでは1年以上のブランクを感じさせない走りでV、前走のアルゼンチン共和国杯でも不利がありながら4着と重賞でも実力は見劣りしない。ハンデ戦で54キロなら好勝負だろう。

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