【浜田・東京本社ワンモアトライ】15日中京11R ロバートソンキーが悲願のタイトル制覇

2023年1月15日 08:00

 日経新春杯。ロバートソンキーは水曜朝まで次週のAJC杯と両にらみだった。結局、こちらを選択したポイントは3つ。

 まずは舞台適性。左回り【4110】のサウスポー。中でも中京は【2010】。唯一の3着はコントレイル、ヴェルトライゼンデに続いたG2神戸新聞杯だから価値は高い。

 次にハンデ。57キロで止まったのは大きい。林師も「出走に前向きになれたハンデ」と話したが、既に57キロで2勝をマーク。2勝クラスとはいえ、4歳時の長久手特別をトップハンデ57キロで制した実績もある。強力なライバルであるヴェルトライゼンデが、初めて59キロを背負う点からも有利と言える。

 そして馬場。土曜の中京芝は重馬場。きょう日曜は天候が回復する予報だが、冬場の気温ならパンパンの良馬場にはならない。ロバートソンはやや重以下で【2112】。2度の着外はデビュー戦(5着)とG1天皇賞・春(7着)。林師が「週末の雨予報は歓迎」と話したように、馬場が緩むのはプラス材料だ。

 前走オールカマーは2着に敗れたが、枠が隣同士だった勝ち馬ジェラルディーナを徹底マークした伊藤の好騎乗が光った。今回も隣にヴェルトライゼンデ。前走同様、うまくマークして叩き合いに持ち込めば、最後に2キロ差が生きる。(3)から。

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