NHKマイルC。スポニチ紙上の予想印の散り具合からも混戦ムードがうかがえる一戦。こんな時こそ、ずっと狙ってきた馬から買うべきだ。

　◎モリアーナは東京マイルのデビュー戦（実は無印）の勝ちっぷりが強烈。好位から上がり最速3F33秒0でまとめて、2着に3馬身差の快勝。続くコスモス賞では小回り札幌に対応して早め先頭の積極策でV。2馬身差をつけた2着ドゥアイズはその後に阪神JF3着、桜花賞5着など重賞で常に上位争いしている。重賞はすぐにでも勝てると信じて、2戦目以降は重い印を打ち続けてきたが…。近2戦は脚を見せながら、ひと押し及ばずの3、4着。武藤師はずっと息子である雅騎手の起用を続けてきたが、ここでついに名手・横山典にスイッチ。師は「苦渋の決断」と話したが、息子にあえて試練を課した親心でもある。NHKマイルC3勝の関東が誇る巧腕に託す。（2）から。