【浜田の公式“券”解】25日阪神11R 盤石イクイノックスの相手探し

2023年6月25日 08:00

 宝塚記念。しばしば大本命馬が脚元をすくわれるレースだが、今年に限ってはイクイノックスで堅そうだ。ダービー(2着)で見せた後方一気、有馬記念の捲り進出、そしてドバイシーマCは逃げ切りとまさに変幻自在。天皇賞・秋ではパンサラッサの大逃げにも対応しており、どんな展開になっても対応可能。唯一の不安材料だった道悪もなさそうな予報。クロノジェネシスが勝った20年のような、直前のスコールでもない限り、2着は外さないとみる。

 焦点は相手探し。○ジェラルディーナは当レースと親和性の高いエリザベス女王杯の勝ち馬。しかも同じ2200メートルのオールカマーも勝っている。母ジェンティルドンナが2度挑んで勝てなかった(13年3着、14年9着)レースだが、母は2200メートルで3戦未勝利。既に重賞2勝の娘が雪辱を果たす可能性は十分ある。▲ジャスティンパレスは3000メートルの阪神大賞典、3200メートルの天皇賞・春を連勝。すっかりステイヤーのイメージがついたが、最も強い勝ちっぷりだったのは2200メートルの神戸新聞杯。距離適性は高いとみる。(5)から(9)(11)を厚めに。穴は阪神が得意な(3)ダノンザキッドと2200メートル戦3勝の(14)ブレークアップ。

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