函館記念の枠順が確定!

2023年7月14日 10:30

 巴賞で1年10か月ぶりの勝利を挙げたアラタは5枠10番に入った。その前走は横山武が「完璧に乗れました」と自画自賛するレース。初の1800メートルをエスコートでカバーした。重賞でも大きく崩れないタイプだが、タイトルは手にしていない。適距離の2000メートルで重賞初Vに挑む。

 5枠9番ローシャムパークは若駒時から評価の高かった一頭。2番人気に支持された昨秋のセントライト記念ではガイアフォース、アスクビクターモアに続く3着で、2馬身半差の4着には先週の七夕賞を快勝したセイウンハーデスがいる。同世代に遅れてのオープン入りとなったが、素質は高い。

 史上5頭目の連覇に挑むハヤヤッコは2枠3番から。稽古で感触を確かめた浜中は「とにかくよかった」と好調をアピールしている。昨年の2着馬、6枠11番マイネルウィルトスはここが一年ぶりのレース。久々ながら陣営は「やることはやってきた」と強調。実力派の激走があっても。

 中の人注目ルビーカサブランカは4枠7番に入った。前走の巴賞は5着に敗れたが、今回はそこから斤量2キロ減となる。久々を叩いて調子は上向いており、陣営も期待を隠さない。「夏は牝馬」の格言がここでも効力発揮。

特集

この記者のコラム

他の記者のコラム