【浜田の公式“券”解】13日小倉11R 無敗の小倉でゴールドエクリプスが輝く

2023年8月13日 08:00

 小倉記念。ゴールドエクリプスの前走・マーメイドSは0秒6差4着。成績だけを見ると健闘止まりだが、中身は非常に濃かった。まずあおり気味のスタートで直後に他馬と接触。位置取りが悪くなり、3角手前ではポツンと1頭最後方に置かれる形。4角も馬群のかなり外を回らされ、直線入り口でも外に振られた。それでもいったんは抜け出す勢い。残念ながら道中のロスが大きく最後に力尽きたが、上位3頭は重賞かオープンで連対歴のあった実力馬。2勝クラスを勝ったばかりの格上挑戦としては十分すぎる内容だった。

 小倉芝は1800メートルとはいえ2戦2勝。舞台も申し分ない。再び51キロなら牡馬相手でも通用。栗東CWコースの最終追いでマークしたラスト1F10秒9は当日の最速ラップ。出来も万全だ。鞍上は角田大河。父の晃一師は騎手時代、小倉記念で【2123】の好成績。96年には同じく51キロで臨んだヒシナタリーをVへと導いた。父子制覇にも期待したい。(7)から。

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