札幌記念の枠順が確定!

2023年8月18日 10:30

 今年4月の大阪杯を制し、G1ウイナーの仲間入りを果たしたジャックドールは3枠5番から、札幌記念連覇を狙う。前走は初のマイル戦となる安田記念で5着に敗れたが、全8勝を挙げる2000メートルで勢いを取り戻したい。「一流馬の動き」と稽古で手綱をとった武豊は絶賛。天皇賞・秋を目標とする中で、再び輝きを放つ。

 3枠4番に入ったシャフリヤールは横山武と初コンビを組む。稽古の手綱を取った鞍上は「もっと凝縮して、はじけるのかなと思っていたけど、そうじゃなさそうです」と語る一方で「もう一段階、動けそうな気がするので競馬で出してくれれば」と期待も口にした。秋はBCターフ(11月4日、サンタアニタパーク)を見据えた米遠征プランがあり、そこに向けた始動戦を迎える。

 QE2世C2着からの参戦となるプログノーシスは7枠13番から。国内8戦の内、7戦で上がり3F最速を記録しているが、世界の強豪相手でも自慢の末脚にはインパクトがあった。今回5戦5勝の川田とのタッグで重賞2勝目に挑む。4枠6番に入ったダノンベルーガはドバイターフ2着以来となる実戦。最強世代と評される22年クラシック組のダービーで1番人気に支持された素質馬だけに、飛躍の秋へきっかけをつかみたい。”マジックマン”モレイラの手綱さばきにも注目だ。

 中の人注目イズジョーノキセキは8枠14番に入った。前走のクイーンSではスペースがなく伸びきれなかったが手ごたえは十二分に感じられた。具合の良さが伝わっていて、ハマったときの一発が怖い。

特集

この記者のコラム

他の記者のコラム