さあ、秋のＧ１が始まります！第１弾はスプリンターズＳ！馬場、展開、枠などで結果も変わりそうなメンバーで予想としては面白い。

　本命は（９）アグリ！前走のセントウルＳはテイエムスパーダに逃げ切られたが、スタートを決めて後方に下げ、ほぼ直線だけの競馬。あの位置から上がり最速の２着は前哨戦としては文句なし。高松宮記念（７着）、香港のチェアマンズスプリント（５着）はそれぞれ敗因があり、今回叩いた効果でさらに前進。ペースも速くなることは必至で展開の利もありそう。あんまり後方からだと心配だが、道中で折り合えて脚をためられるので馬券圏内には突っ込んで来られるだろう。

　対抗は（１３）ジャスパークローネ。スピードはこのメンバーでも引けを取らない。実際、ＣＢＣ賞ではマッドクールを、北九州記念ではママコチャを退けている。なのに人気はなさそう。確かに逃げ馬の成績はひと息のスプリンターズＳだが、意外に粘れるのではないかと思う。３番手に（６）ママコチャ。１２００メートルは対応できそうだし、中山の坂も歓迎。枠も絶好。川田ジョッキーへの乗り替わりも吉と出そうだ。ただ、この乗り替わりが人気の要因となり過ぎるのは気になるところではある。

　他では（１０）マッドクール。前走は重量も重く、体調もいまひとつだった。２走前の春雷Ｓが強い内容で、ここは巻き返せる。（１）ナムラクレアも一応押さえるが、１枠１番が不利になる可能性もある。大外よりはいいとは思うが。相手は手広く。

　馬券は３連単フォーメーションで（９）―（６）（１３）―（１）（２）（３）（４）（５）（６）（７）（８）（１０）（１１）（１２）（１３）（１４）（１５）、（９）―（１）（２）（３）（４）（５）（７）（８）（１０）（１１）（１２）（１４）（１５）―（６）（１３）、（６）（１３）―（９）―（１）（２）（３）（４）（５）（６）（７）（８）（１０）（１１）（１２）（１３）（１４）（１５）、（１）（２）（３）（４）（５）（７）（８）（１０）（１１）（１２）（１４）（１５）―（９）―（６）（１３）を各５００円の計５万円勝負！よろしくちゃーん！

　◇じゃい　１９７２年（昭４７）３月２０日生まれ、神奈川県出身の５０歳。お笑いトリオ「インスタントジョンソン」のボケ役。ネタ作りも担当。２２年８月２１日のＷＩＮ５で９３７０万６７１０円の超高額配当を的中させた、最強ギャンブラー芸人。「勝てる馬券の買い方」（出版社・ガイドワークス）など著書も多数。