【馬乗り達人塾 番外編】9日京都11R マイネルウィルトス 持ち前のしぶとさが生きる

2023年10月9日 08:00

 日曜の京都は午後から激しく雨が降った。今日も悪天候。高速決着は考えづらく、京都11R・京都大賞典は道悪適性を重視する。

 道悪巧者は数頭いるが馬券妙味があるのはマイネルウィルトス。前走の新潟記念10着はスローの瞬発力勝負で持ち味を生かせなかったが、やや重だった2走前の函館記念は1年ぶりの復帰戦ながら後方待機で上がり3F35秒5と出走メンバー最速の脚で4着。見せ場をつくった。

 道悪は【2232】と相性が良く、不良で行われた21年福島民報杯は道中4番手から抜け出し、2着馬に1秒8差をつける独走V。さすがに当時ほど馬場が悪化することは考えづらいが、少しでも馬場が渋るのは歓迎だ。

 加えて、京都は【2202】で馬券圏外の2走も4着だから安定感が光る。前走から舞台が好転。7歳の古豪が波乱を演じる。単勝、馬連で相手はブローザホーン、ヴェラアズール、ボッケリーニへ。

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