フェブラリーSと同じ舞台で行われる注目のGⅢ「第28回武蔵野Ｓ」。3歳馬ペリエールは1枠1番に入った。前走は3着に敗れるも、同舞台の２走前・ユニコーンＳは、レース史上３位タイの１分３５秒０で悠々と３馬身差Ｖ。先週は米ＢＣクラシックでデルマソトガケが２着、みやこＳでセラフィックコールが圧勝と同期が大活躍。ここでも世代の強さを示すか。

　実績では6枠12番のレッドルゼルが上位だ。21年JBCスプリント制覇や今年のフェブラリーS2着など実力は疑いようがない。2枠3番のドライスタウトも侮れない。キャリアで【5・2・0・2】と安定感は抜群で、2度の馬券外はいずれも4着。ここも上位争い必至だ。

　中の人注目は7枠13番のステラヴェローチェ。1年7ヵ月ぶりの復帰戦となった前走・富士Sでは7着。今回は初のダート挑戦となるが、追い切りに騎乗したデムーロは「1週前の併せ馬は抜群の動きだった」と状態面に太鼓判を押した。ここを完全復活への足掛かりとしたい。