【浜田の公式“券”解】16日中山11R フィアスプライドが待望のタイトル制覇

2023年12月16日 08:00

 ターコイズS。フィアスプライドは昨年のこのレースで惜しい3着。スタートで後手に回り、最後方からの競馬を余儀なくされたが、メンバー中最速3F33秒5の末脚で追い込み、勝ち馬に首+頭差まで迫った。追い込み不利の舞台だけに、発馬の不利が悔やまれる内容。もう1~2列前で競馬できていれば、突き抜けまであった。中山マイルはその前の秋風Sを含め【1010】と相性がいい。

 近2戦も4着止まりだが好内容。関屋記念は中団から鋭く伸びて勝ち馬と0秒3差。府中牝馬Sではディヴィーナが逃げ切る流れを、最速3F32秒6の末脚で追い上げ鼻+首+首差。調教の軽快な動きを見る限り、出来もキープしている。ハンデも昨年から1キロ増止まりなら、気にする必要はない。ルメールを確保し、得意舞台で昨年の雪辱を果たす。(6)から。

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