【浜田の公式“券”解】17日阪神11R 大外でもシュトラウスの能力を信頼

2023年12月17日 08:00

 朝日杯FS。シュトラウスの前走・東スポ杯2歳Sは、向正面で折り合いに苦労しながらも、馬の後ろで何とか我慢させて直線へ。早めに抜け出し、後続の追い上げを封じる好内容だった。前向きすぎる面があり、大外枠は課題になるが、千八から千六への距離短縮は現状ではプラス材料だ。

 昨年1月~先週までの阪神芝1600メートル戦の種牡馬別成績(産駒50戦以上出走)では、モーリスが勝利数(12勝)、勝率(15・8%)、連対率(26・3%)で全てトップ。母ブルーメンブラットは08年マイルCSの勝ち馬で、配合からも舞台適性は高いとみる。

 土曜の阪神芝はやや重で終了。レース当日の日曜は晴れるが、気温が低い予想で馬場の回復は遅れる見込み。切れ味というは巨体を生かしたトップスピードで押し切るタイプ。他馬の切れ味が鈍る馬場も歓迎とみた。今秋のG1は関東馬が9戦6勝で、現在3連勝中。東優位の風に乗ってG1タイトル制圧だ。(17)から。

特集

この記者のコラム

他の記者のコラム