【浜田の公式“券”解】8日京都11R 母系の底力を信頼してフェリーニ◎

2024年1月8日 08:00

 シンザン記念。フルゲート18頭のG3だが、2勝馬のエントリーは1頭のみで実質1勝クラスの争い。波乱も十分とみてフェリーニを狙う。

 重馬場だったデビュー戦は9着敗戦も、良の2戦目で一変。軽く促された程度で自然とハナへ。道中でびっしり番手マークを受ける形になったが、折り合いを欠くことなくスムーズな運び。余力十分で直線を迎え、悠々と逃げ切った。操縦性は高く、逃げなくても競馬はできるだろう。1馬身差の2着キャプテンシーは次走で勝ち上がり、土曜中山のジュニアCも連勝。相手が弱かったわけでもない。

 3代母が名牝エアグルーヴ。一族にはドゥラメンテなど重賞ウイナーがズラリと名を連ねる。昨年もローシャムパーク、レッドモンレーヴなどが活躍しており、国内では最も栄えている牝系。血の底力にも期待する。(15)から。

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