NHKマイルCの枠順が確定!

2024年5月3日 09:20

 朝日杯FSを制したGⅠ馬ジャンタルマンタルは8枠16番に入った。昨年末に2歳マイル王に輝くと、今季は共同通信杯2着、レコード決着となった皐月賞3着と世代トップホースの1頭として王道路線を歩んできた。鞍上・川田はベストの距離を「常々、千六だと考えています」と断言。高野師は「皐月賞という最高の追い切りができた」と状態に自信を見せており、GⅠ2勝目に向け大きな期待を寄せている。

 GⅠ阪神JFを制し、前走・桜花賞で2着に入ったアスコリピチェーノは7枠14番から。直行ローテを選択した前走を使ったことで上昇気配。この中間は迫力十分の動きが目立っていた。ケガで戦線を離脱していたC・ルメールとの再コンビも非常に楽しみ。強豪牡馬が相手になるが、こちらもGⅠ2勝目を狙う。

 2枠3番ディスペランツァは前走アーリントンCの差し切りVが大きなインパクト。上り3Fでは32秒4を記録した。マイルに切り替え2戦2勝と適性は抜群。中二週ながら状態も申し分ない。6枠12番に入ったゴンバデカーブースは昨年10月のサウジアラビアRCで完勝劇を演じた素質馬。久々かつ、喉の手術明けと不安要素は残るものの、底を見せていない魅力がある。

 中の人注目ボンドガールは3枠5番に入った。抽選除外となってしまったものの、桜花賞に出ていればV候補の一頭であったはずの素質馬。手塚師も「ここまで最大限の準備はしたつもり」と力を込める。コンビ継続の名手武豊とのコンビでGⅠ制覇を狙う。

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