スポニチの田井が9日、netkeibaTV『前走から一変！ 好調馬体チョイス』に出演した。16日に中山で行われるGIIセントライト記念出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説。複数頭の名前を挙げつつ、皐月賞2着馬コスモキュランダを一頭目に取り上げた。

　前走・ダービーは春4戦目。田井は「シャープな体つきだった」と回顧した一方で、秋初戦の今回は「パワーみなぎる馬体に変化」と充実ぶりを強調した。「前腕や臀部の筋肉がふくらんでいる」と筋肉の成長を指摘すると、「胴伸びも素晴らしいため、全体的に馬体を大きく見せている」と絶賛。「夏休みの充電が如実に表れた馬体写真」と感嘆の声を漏らした。

　「追い切りで素晴らしい動き」と状態面にも太鼓判を押しつつ、これまでのキャリア9戦から「切れではなく持続力が持ち味」と断定。消耗戦になりやすいこのレースで持ち味が生きるとし、「能力、適性、状態全てが高水準で、まさに軸に最適な馬でしょう」とまとめた。