ドゥラドーレス オープンなら力は上
2024年10月11日 14:26今週は3日間合わせて15鞍に騎乗します。
カイトヴィント(土曜2R)は前走、距離延長で変わりましたが、時計が遅かったですからね。前がバテてくれる展開になって、どこまでやれるかです。
クイーンアポーン(土曜12R)は新潟は合っていますが、ハマり待ちです。展開が向いてくれれば。
ベストシーン(日曜1R)は今週の追い切りも悪くはありませんでしたが、先週の動きが良かったですね。あとは今回は左回りに替わるので、真っ直ぐ走ってくれるかどうかです。
ドゥラドーレス(日曜11R)は調教で乗っていますが、長い休み明けでも動きは良いですね。癖もなく乗りやすいです。重賞でもやれている馬ですし、オープンなら力は上だと思っています。
ユーティジャーニー(月曜3R)は休み明けでも動きは良いので、あとはゲートを出てくれれば。
今週も応援をよろしくお願いします。
◎山崎の見解
土曜日
2Rカイトヴィント ☆☆
前走は後方からいい脚を使い4着とダート中距離で一変。コメントは慎重だが、かなり低調なメンバー構成で、今回も展開ひとつで上位食い込みがあっても。ダート替りは歓迎のアレグランサ、血統通り前走ダートで一変したアルムチャーチル、好仕上がりのソルトチューダが上位候補か。
5Rオーケーエンジェル ☆☆
乗り込み量は十分で、中間に栗東坂路で好時計をマーク。水準以上の動きを見せており、初戦から差のない競馬ができそう。近親にコントレイルがいる良血馬ミストレス、オープン馬をアオる動きを見せているアンビアンス、一追い毎に動きが良くなっているエリカサンタモニカが上位候補か。
9Rソングオブライフ ☆☆
初戦は出遅れたが、2戦目の前走は逃げて4馬身差をつけ楽勝。休み明けになるが動きは上々で、昇級でもスピードは通用しそう。前走の末脚が目立っていたモリノレッドスター、好仕上がりのレザンクレール、堅実なゴールドスターが上位候補か。
10Rコスモアバンサ ☆☆
前走が0秒1差3着で、3走前がタイム差なしの2着。直線の長い新潟外回り克服は鍵だが、マイペースで運べれば渋太く粘り込みがあっても。3戦連続で2着のコスモレオナルド、仕上がりが良いナムラエイハブ、新潟は合うフォトンブルーが上位候補か。
12Rクイーンアポーン ☆
過去に現級でも好走歴はあるが、他力本願な面がありムラ駆け。展開の助けがないと上位争いまでは…。平坦の新潟でもうひと押しを狙うパレスドフィーヌ、堅実なバロン、新潟替わりは好材料のフレイミングパイが上位候補か。
日曜日
1Rベストシーン ☆☆☆
前走は勝ち馬が強すぎたが、後方から長くいい脚を使いタイム差なしの2着なら高く評価できる。一叩きして動きが良くなり、今回も上位争い可能。渋太さがあるクラリネットソナタ、近2走の末脚は悪くないシベリアンデネブ、休養前より動きがいいフクシマコウヨウが強敵か。
2Rリッスンクロース ☆☆☆
前走は7着だったが、1200メートルは忙しかった印象。距離延長は好材料で、動きも休養前以上。今回は上位争いが期待できそう。距離短縮で粘りが増しそうなアナベルケイツー、前走の末脚が目立っていたセラードとシュレンが強敵か。
5Rオッフェンバック ☆
乗り込みは進んでいるが、追ってからが物足りない。使いつつ良くなってからか。古馬相手に先着するなど動き目立つビッグヴァレイ、迫力ある馬体のフェンスブレイカー、良血馬ライネリーベが上位候補か。
7Rイクリール ☆☆
前走は11着だったが、前が開かずに不完全燃焼。格下の身ではあるが、やや低調な組み合わせでもあり、前々で持ち前の渋太さを生かせれば粘り込みがあっても。ブリンカー着用でもう一押しを狙うアドミラルシップ、広いコースの方がいいクルミナーレ、安定感が出てきたニシノコイゴコロが上位候補か。
10Rキャンディドライヴ ☆☆
前走は13着だったが、不利があり参考外。休み明けになるが動きは良く、能力全開なら3勝クラスでも力は足りる。底らしい底を見せていないナスティウェザー、決め手上位のムーヴ、好仕上がりのユキマルが上位候補か。
11Rドゥラドーレス ☆☆☆
屈腱炎による長期休養明けになるが、動きは上々。菊花賞4着などオープン特別なら力は一枚上の存在。地力の違いで上位争い可能。末脚堅実なグランディア、距離延長で前走変わり身を見せたベラジオソノダラブ、好仕上がりのシーズンリッチが強敵か。
12Rロンズデーライト ☆☆
先行タイプだったが、前走は中団から差す競馬で4着と新しい面が出た印象。やや低調なメンバー構成でもあり、展開ひとつで上位食い込みがあっても。好仕上がりのニシノスピカ、前走は不利があったショウナンアビアス、相手なりに走るオリビアジュテームが上位候補か。
月曜日
3Rユーティジャーニー ☆☆☆
前走は出遅れて後方からになったが、直線では目立つ末脚を使い3着。動きは休養前以上で、発馬五分なら勝機も十分。器用さがあるトシッキー、堅実なテーオーシュターデ、減量騎手起用で一押しを狙うガンハンマーが強敵か。
9Rデフィデリ ☆
過去に現級でも好走歴はあるが、近走がワンパンチ足りない競馬続き。展開の助けがないと上位争いまでは…。いい決め手を持っているドランクマン、前走は出遅れが応えたランスオブサウンドとルクスパラディが上位候補か。
10Rサパテアール ☆
近2走一息も、ハイペースを先行して3着に粘った3走前が評価できる一戦。マイペースで運べれば粘り込みがあっても。末脚堅実なイージーオンミー、昇級初戦の前走でいきなりメドを立てたリジン、新潟は相性がいいテーオーレガシーが上位候補か。
<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。