モリノセピア 具合は良さそう
2024年10月18日 16:50丸山元気騎手のコメント
今週は土日合わせて15鞍に騎乗します。
イズルード(日曜5R)は追い切りに乗りました。時計は遅かったですが、動きは悪くはないですし、気性もいい方。それなりにやれても良さそうです。
エフォートレス(日曜9R)は中間乗っていないので状態はわかりませんが、今回は道中リズム良く走らせてみます。1400メートルになるのはいいと思いますし、このクラスでもやれていい馬なので、改めてですね。
モリノセピア(日曜10R)は1週前の追い切りに乗りましたが、具合は良さそうですよ。あとは昇級でどこまでやれるかですね。
今週も応援をよろしくお願いします。
◎山崎の見解
土曜日
2Rグランカッサ ☆☆☆
芝の新馬戦で3着だったが、母がダート3勝など血統からダート替りは好材料。やや低調なメンバー構成でもあり上位争いは十分可能。新馬戦2着のアリュールテーラー、好仕上がりのネオクイーン、ダート替りと減量騎手起用でもう一押しを狙うアイヨトワニが強敵か。
5Rコスモエンエン ☆☆☆
前走は道悪の1400メートルで失速し8着だったが、いいスピードは持っている。母はアイビスSDを勝つなど直線競馬は合う血統。上位争いは十分可能。前走で直線競馬の適性を示したワイルドゴーア、馬具効果で調教の動きが良くなったハニーアイリー、軽い芝で変わりそうなエーデルムートが強敵か。
9Rマイネルイージス ☆☆
前走は12着と案外だったが、2走前に今回と同じ新潟2200メートルでメンバー最速の上がりを使い4着。3週目で差しが決まる馬場なら食い込みがあっても。末脚堅実なイゾレエオリア、叩いた上積みが見込めるディーガレジェンド、素質は秘めているドゥレイクパセージが上位候補か。
10Rショーマンフリート ☆☆☆
前走のG3ラジオNIKKEI賞で5着健闘。休み明けになるが乗り込み量は十分で、自己条件なら上位争い可能。先行力があるテーオーダグラス、いい決め手を持っているヴィレム、クラス慣れが見込めるアスクナイスショーが強敵か。
11Rマイネルレノン ☆☆
前走は展開に恵まれた面はあるが、渋太く粘り2着好走。新潟で勝ち鞍があり、再度マイペースで運べれば上位食い込みも。好仕上がりのエイシンエイト、末脚堅実なタツダイヤモンド、平坦は合うエコロレジーナが上位候補か。
12Rグローリアスカペラ ☆
1勝クラスでの成績が冴えない。初ダートで違った面が出ればいいが…。左回りのダートは合うミスファントム、立て直した前走で3着と好走したランウインディ、近走大崩れが少ないスマートオリーブが上位候補か。
日曜日
1Rエキゾチックガール ☆☆
前走は好位で立ち回るも直線で伸びを欠き6着。急坂のある中山から平坦の新潟に替るのは好材料で、今回のメンバー構成なら上位食い込み可能。末脚堅実なエンマ、ゲート難が解消されてきたサンカシグレ、内回りで先行力が生きそうなハイタイドが上位候補か。
2Rロワゾブルーチヌ ☆
前走が後方のまま13着。叩いた効果で少しでも前進があればいいが…。血統からダート替り歓迎のレッドギフテッド、距離延長で前走好走したハルノアラシ、前走ダートで変わり身を見せたチュラビックタイムが上位候補か。
5Rイズルード ☆☆
乗り込み本数は少ないが、太目感のない仕上がり。中間に併せ馬で先着するなど動きは悪くはなく、初戦から差のない競馬ができそう。水準以上の時計をマークしているサウスバンク、2週続けて軽快な動きを見せているタマモブラウンタイ、一追い毎に動きが良くなっているスピリットライズが上位候補か。
7Rパロサント ☆
未勝利馬でワンパンチ足りない競馬続き。1勝クラスでは展開の助けが必要で、上位争いまでは…。前走新潟外回りで快勝したルージュカエラ、末脚堅実なメイショウノブカ、叩いた上積み十分のイージーブリージーが上位候補か。
8Rビヨンドザタイム ☆
過去に直線競馬で2着があるが、枠に恵まれた印象。展開の助けがないと上位までは…。先行力があるナムラシベラ、好仕上がりのタガノスペルノヴァ、調教で好時計をマークしているラクサパーナが上位候補か。
9Rエフォートレス ☆☆☆
前走はゴール前で不利があり4着。2戦2連対の1400メートルに戻るのは好材料で、スムーズなら上位争い可能。調教で好時計を連発しているレッドエヴァンス、いい決め手を持っているアイファーバトル、近走堅実なビダーヤが強敵か。
10Rモリノセピア ☆☆
新潟ダート1200メートルを優秀な時計で未勝利、1勝クラスと連勝。同型との兼ね合いが鍵だが、マイペースで運べれば2勝クラスでも通用。2戦連続で2着のプレイテシア、末脚堅実なストリンジェンド、平坦でもう一押しを狙うマーシヴィガラスが上位候補か。
11Rエリカヴィータ ☆☆
3歳春にフローラSを勝ったあとは馬券圏内なし。再ブリンカー着用と鞍上の腕で少しでも前進があればいいが…。底らしい底を見せていないホールネス、長くいい脚を使えるエリダヌス、3週目で荒れてきた馬場は歓迎のミスフィガロが上位候補か。
12Rザウリ ☆☆☆
近6走中、馬券圏内が5回と堅実な成績。大型馬の休み明けになるが鉄砲実績があり、やや低調な今回のメンバー構成なら再度上位争い可能。未勝利勝ちの時計が優秀なアメリカンマーチ、自在性があるドゥータップ、平坦は合うビーコングが上位候補か。
<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。