スポニチの田井が4日、netkeibaTV『前走から一変！ 好調馬体チョイス』に出演。10日に京都競馬場で行われるGⅠエリザベス女王杯出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。「スタミナと機動力」をテーマに据えると、複数頭をピックアップ。サトノダイヤモンド産駒シンリョクカを一頭目に取り上げた。

　田井は「鹿毛なのにいつも肢体を宝石のように輝かせる毛艶の良さは内臓の強さの表れ」とまずはスタミナ面を称賛。「無駄肉がないシルエットは菊花賞を圧勝した父譲りの無尽蔵のスタミナを生み出す」と主張した。前走の新潟記念では2番手から押し切りV。「差し優位の同レースを2番手から粘り切った持久力は、エリザベス女王杯を勝つための最適の武器」と適性にも太鼓判を押した。

　「キック力を司る半腱半膜様筋、大腿二頭筋はS級の品質」と筋肉の質も絶賛。続けて「3歳時とは全くの別馬」「立ち姿勢の胴伸びも別次元に成長している」と褒めちぎった。充実の秋を迎えた4歳牝馬。「陣営にとっても、シンリョクカにとっても大きすぎるチャンス」と期待を込めた。田井の最終的な印はスポニチ競馬Webで金曜日18時30分ごろに先行公開される。