京成杯の枠順が確定!

2025年1月17日 10:30

 3歳重賞「第65回京成杯」(G3、芝2000メートル)の枠順が17日、確定した。

 注目されるのは“高馬対決”だ。新馬戦を圧勝した噂の“3億円ホース”キングノジョーは6枠9番。半兄にジャスティンパレス(23年天皇賞・春優勝)がいる良血。18日から騎乗を再開するルメールとのコンビでクラシックに名乗りを上げる構えだ。

 名門友道厩舎が送るパーティハーンは8枠14番から。23年セレクトセール1歳セッションで2億9700万円(税込み)で落札されたこちらも超高額馬。日本になじみの薄いウートンバセット産駒。友道師は「欧州血統で切れはしないけどスピードを持続できる。中山のコーナー4つの2000メートルは合うはず」と前向きだ。

  “調教名人”と初コンビを組むガルダイアは4枠5番にゲートイン。2017年NHKマイルCなど重賞3勝したアエロリットを姉に持つ良血馬。“調教名人”こと杉原誠人が最終追い切りで感触を確かめ、クラシックの登竜門へ挑む。

 中の人は7枠12番に入った朝日杯FS7着から巻き返しを誓うドラゴンブーストに注目。初の10F戦が鍵になるが、3度目の重賞挑戦と経験を積んできた。血統的に距離への対応は可能で、皐月賞と同じ舞台で重賞初Vをにらむ。

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