【AJC杯】「F1カーのような、走行に特化した馬体」 田井が太鼓判を押す1頭とは?

2025年1月22日 12:00

レーベンスティール

 スポニチ田井が20日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。26日に中山競馬場で行われるアメリカジョッキークラブカップ出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。舞台となる中山芝外2200メートルを「実走距離以上にスタミナが求められる」とジャッジ。「燃費が良いすらっとした馬体」「登坂に長けた前駆の充実」の2点をポイントに複数頭を取り上げる中、レーベンスティールを一頭目に取り上げた。

 同馬はこのコースで重賞2勝を挙げる舞台巧者。ポイントの一つである前駆に目を向け、「昨秋、一気にたくましくなった」と触れると、「推進力の方向転換において高い能力を有し、急坂を苦にしない走りを実現する」と解説を加えた。「エンジンである大腿二頭筋、半腱半膜様筋の充実は相変わらず」と後駆の充実ぶりにも言及したうえで、「ボディーはすらっとしており軽量」ともう一つのポイントにも太鼓判。「軽量ボディーに高機能エンジンが搭載されたF1カーのような走行に特化した馬体の作り」と表現してみせた。

 「冬場でも毛ヅヤがよく、皮膚も薄い絶好の仕上がり」と状態の良さも強調。「気の強さが前面に出た表情をしているのだけは懸念」としたものの、勝手知ったるルメールの手綱なら「本領発揮してくれるでしょう」と期待を込めた。田井の最終的な印はスポニチ競馬Webで金曜日18時30分ごろに先行公開される。

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