スポニチの田井が10日、netkeibaTV『前走から一変！ 好調馬体チョイス』に出演。16日に東京競馬場で行われるGⅢ共同通信杯出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。4年連続でクラシックホースが出ているこの出世レースには「絶対的な能力値が必要」と断言。その中で、マイルGⅠの勝ち馬トーセンラー産駒リトルジャイアンツを一頭目に取り上げた。

　田井は「小柄で胴が詰まり気味の体型」と同馬の馬体的特徴を分析しながら、「四肢をスッときれいに伸ばして立つことで体を大きく見せる」と、父との共通点に言及。春の天皇賞でも2着に入るなど、幅広い適性を誇った父から譲り受けた骨格は“瓜二つ”とジャッジし、リトルジャイアンツも「幅広い距離での活躍が見込めそう」と加えた。

　さらに、「腰高で筋肉がつく余地は多分に残す」としながらも「筋肉の質の高さで同期を凌駕」と絶賛。立体感がすばらしい筋肉や長い四肢、天性の運動神経を介すことで「驚がくの最高スピードを実現する」とした田井は「毎年のように大物を輩出する“登竜門”で、本命に推すにふさわしい逸材」とまとめた。田井の最終的な印はスポニチ競馬Webで金曜日18時30分ごろに先行公開される。