クイーンCの枠順が確定!
2025年2月14日 10:30 「第60回クイーンカップ」(G3、東京芝1600メートル)の枠順が14日、確定した。多彩なメンバーが集まり、桜花賞を占う上で必見のレースになった。
強烈な末脚で大注目のエンブロイダリーは5枠7番。これまでの全4戦で上がり3F最速を記録する切れ者。先週負荷をかけて十分仕上がっており、陣営は「ひと回り大きくなったし、落ち着きが出てきた」と自信がみなぎる。
3冠牝馬の半妹マディソンガールは7枠11番から発走。半姉は3冠牝馬リバティアイランドという良血馬。新馬戦で見せた上がり3F33秒0の瞬発力は超A級で、放牧を挟んでここに照準を合わせての帰厩。陣営は「動きに関しては問題ありません」としており連勝を狙う。
阪神JF4着ショウナンザナドゥは3枠4番から今年初戦に挑む。池添が騎乗した1週前のCWコースは併走で長めから意欲的に追われた。前走後すぐにここを使うことを決定。東京までの長距離輸送を陣営は気に掛けているが、力を発揮できるコースと見込んでクラシック戦線への扉を開く。
中の人注目は04年樫女王の娘スライビングロードで2枠2番。福永師の手綱でオークスを制した母ダイワエルシエーロとのクイーンC母子制覇を狙う。新コンビを組む菅原明が栗東まで駆けつけ1週前追い切り。母のラストクロップとして、名血を継ぐ逸材が府中で潜在能力を発揮する。