阪急杯の枠順が確定!
2025年2月21日 10:30 「第69回阪急杯」(22日、京都1400メートル)の枠順が21日、確定した。高松宮記念(3月30日、中京芝1200メートル)の前哨戦は舞台が阪神から京都へ移り、施行時期も1週間前倒し。幅広い世代が集結し、混戦ムードが漂っている。
デビューから5戦5連対のフォーチュンタイムは4枠8番から重賞初挑戦に臨む。4勝、2着1回と実力は底知れず。最終追い切り後の吉岡師は「馬体を併せてからは前進気勢が強く、気力も充実していた」とうなずく。初めて千四に起用した前走は好位から差し切りV。短距離色が強くなっており、重賞初制覇へ舞台は整った。
重賞V3に向けてダノンマッキンリーは8枠17番から発走。リラックスして走れれば、しまいの爆発力は折り紙つき。陣営は最終追い切りを終えて「落ち着きがあるし、乗り込んで仕上がりはいい」と手応え。昨年のファルコンSで勝利に導いた北村友との再タッグで、前走阪神C11着の大敗から巻き返す。
舞台実績のあるソーダズリングは7枠13番。京都芝1400メートルは昨年2月京都牝馬Sで重賞初制覇。長期休養明けだった前走の阪神C6着は悲観する内容ではない。定年が迫る音無師はモズメイメイとの2頭出し。陣営の思いを乗せて先頭でゴールを駆け抜ける。
中の人注目は、調教で美浦坂路レコードを叩き出したアサカラキングで3枠6番に入った。抜群の手応えから力強く伸びに斎藤誠師も満足顔。「この時期は合うし、復調してきて不安は何もない」と重賞初Vに期待を込めている。