【安田記念】「ルビーのような光沢感」を放つ好馬体!好走条件揃う一頭とは?

2025年6月4日 12:00

ブレイディヴェーグ

 スポニチの田井が2日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。8日に東京競馬場で行われるG1安田記念出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。春のマイル王決定戦は「高速決着が保証されたレースだが、タフさも問われる」としつつ、過去の好走馬のほとんどが1800~2000メートルでの優勝経験があることから「中距離寄りのマイラーが活躍」と田井。「瞬発力と持続力を兼備する馬体」をテーマに据えると、紅一点ブレイディヴェーグを一頭目に取り上げた。

 「赤みがかった鹿毛の馬体はまるでルビーのような光沢感を放つ」「ライバルとは一線を画す体調の良さ」と状態面への賛辞から馬体解説を始めた田井。G1初制覇となった23年エリザベス女王杯出走時も毛ヅヤの輝きに印象が残ったことを伝えたうえで、「凌駕する洗練度」とさらに太鼓判を押した。

 3歳当時と大きく異なる点に「筋肉量」を挙げると、「父ロードカナロアの影響がより色濃くなり、前後躯ともにボリューミーに」と解説。「マイルでもスピード負けすることはないでしょう」と続けた。オークス、秋華賞を制した叔母ミッキークイーン似の骨格は健在。「中距離寄りの骨格」「父譲りの強靱な筋肉」「体調も良好」と勝つための条件がそろっていると結論付けた。7年連続で牝馬が連対している安田記念。「記録は継続することになりそう」と期待を寄せた。田井の最終的な印は、スポニチ競馬Webにてレース前日までに先行公開される。

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