【中山記念】田井「レース適性、コンディションともに最上位」 馬体派記者が太鼓判を押す一頭とは?

2025年2月26日 12:00

中山金杯を快勝したアルナシーム

 スポニチの田井が24日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。3月2日に中山競馬場で行われるG2中山記念出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。「ハイラップの消耗戦となりやすく、33秒台の上りは不要」「末脚の持続力が求められる」とレースの性質に言及すると、「持続力の長けたバランスの良い馬体」に主眼を置きアルナシームを1頭目に取り上げた。

 叔父の皐月賞馬アルアインを引き合いに出しながら、田井は「ロングスパート能力に長けた馬体の作り」と解説を開始。「キック力を司る半腱半膜様筋、大腿二頭筋も高品質」と同馬の筋肉に舌を巻いた。超が付くロングスパート戦となった前走の中山金杯を快勝。「一定のスピードを持続する運動神経は現役屈指だと思う」と改めて太鼓判を押した。

 アルナシームは「胴をスラッと見せ、後肢を長く見せる立ち写真の時に好走している」と田井。加えて、「毛が伸びやすい厳冬期の鹿毛で、これだけツヤ感を出せる馬はほとんどいない」と絶賛すると、「レース適性、コンディションともに最上位」と重賞連勝に向け、期待感を示した。田井の最終的な予想はスポニチ競馬Webで金曜日18時30分ごろに先行公開される。

特集

この記者のコラム

他の記者のコラム