牝馬限定によるハンデ戦「中山牝馬S」。前走の小倉牝馬Sで悲願の重賞初Vを挙げたシンティレーションは7枠12番に入った。9F戦は11戦して【4・3・2・2】の好相性の舞台だけに、重賞連勝で自身の花道を飾りたい。

　4枠6番に入ったクリスマスパレードはスピード上位の実績馬。4歳始動戦の前走中山金杯は逃げて4着も牡馬相手に堂々渡り合った。牝馬同士、3勝挙げる中山なら勝ち負け必至だろう。昨年Vのコンクシェルは3枠3番。近況いまひとつで浮上のきっかけをつかみたいところ。陣営は「自分の競馬をするだけ」と闘志を燃やしている。

　中の人は1枠1番に入ったミアネーロに注目する。1番人気に推された前走のターコイズSは、スタート後に寄られ、不完全燃焼の8着に終わった。今季初戦はフラワーCを制したこの舞台を選択。仕切り直しの一戦に挑む。