スプリングSの枠順が確定!
2025年3月14日 10:30 皐月賞トライアル「第74回スプリングS」(G2、中山芝1800メートル)の枠順が14日、確定した。上位3頭に牡馬クラシック第1冠「皐月賞」(4月20日、中山芝2000メートル)の優先出走権が与えられる重要な一戦だ。
デビュー戦圧勝キングスコールは6枠7番に入った。札幌2歳Sを目標に調整されていたが、左前肢骨折で無念の戦線離脱。約8カ月ぶりの復帰戦がいきなり重賞と試練は大きいが、2週連続で追い切りに騎乗した藤岡はポテンシャルの高さに期待を込めている。
唯一、連勝中のマテンロウバローズは6枠8番。調教はCWコースで先週に続き横山典が騎乗し、ヒルノショパン(6歳3勝クラス)を2馬身ほど追走。直線内から気合をつけられ、6F84秒3~1F11秒4で1馬身先着と順調な仕上がり。昆師は「(成長途上で)なかなか攻められないけど、順調にきている」と納得の口ぶりだ」と納得の表情だ。
重賞経験豊富なジェットマグナムは5枠6番。輸送を考慮して今週は軽めの調整だったが、軽視できない。
中の人注目はピコチャンブラックで7枠9番。前走ホープフルSは13着に大敗し、メンタル面の不安を露呈した。課題克服へ陣営は、調教でも稽古の動きより馬の気持ちを優先。レース本番まで集中力が途切れないように努めており、その成果を発揮しクラシック切符をつかみ取る。