青葉賞の枠順が確定!
2025年4月25日 10:30 春の東京開催を飾る「第32回青葉賞」(G2、芝2400メートル)。ダービーへの優先出走権を懸けて争われる。国枝栄調教師、来春に定年を迎えるため今年がダービー制覇ラストチャンス。エントリーした2頭の走りに注目だ。
その国枝厩舎が送り出す良血馬アマキヒは5枠7番に決定。前走、中山1勝クラスを快勝。3冠牝馬アパパネの子が素質を開花させた。東京芝2400メートルは2走前ゆりかもめ賞(3着)で経験済み。スタートで流れに乗れば結果はついてくるはずだ。
国枝厩舎のもう一頭、ガルダイアは6枠8番。毎日杯2着で、師は「だんだんメンタル面も良くなっているんじゃないかな。とにかくエキサイトしなければ」と見通す。
無傷の2連勝、エネルジコは7枠10番。父ドゥラメンテ譲りの瞬発力。1週前の追い切りだった反応は最終リハでグンと良化。本番のルメール騎乗も心強い。高柳瑞樹調教師「距離は大丈夫。引っかかる馬じゃない」。皐月賞、ダービーの2冠を達成した父のラストクロップとしてダービー切符をつかみ取る。
同距離のゆきやなぎ賞を快勝したゲルチュタールは4枠4番。馬名はドイツにある、れんがでできた世界最大の鉄道橋。同国出身の鞍上シュタルケも当然知っており、パートナーを「グッドホース」と絶賛している。
中の人注目は"雷神"モレイラ騎乗のファイアンクランツで6枠9番。ゆきやなぎ賞(2着)の距離適性に、勝ちまくっている鞍上で鬼に金棒だ。