天皇賞・春の枠順が確定!
2025年5月1日 14:30 阪神大賞典を6馬身差で圧勝したサンライズアースは3枠5番に入った。その前走はハナを切ったものの道中で物見。ただ2周目の向正面で2番手となってからは集中した走りを見せ、直線で抜け出した後は後続を突き放すばかりの完勝だった。数多の名馬にまたがってきた池添も「底知れない能力」と太鼓判。淀の舞台でGⅠ初制覇を狙う。
4枠6番ヘデントールは2連勝で臨んだ昨秋の菊花賞で2着に奮闘し、前走のダイヤモンドSは4馬身差圧勝。ワープスピードに競りかけられ早め先頭に立ったが余裕十分に突き放した。最終追いでコンタクトを取った新コンビのレーンも「言うことはない。凄くいい馬」と絶賛。充実期に入った今、戴冠のシーンがあっても驚けない。
一昨年の覇者ジャスティンパレスは7枠13番から。2年前のG1制覇後も、高いレベルを維持。前走の大阪杯6着からの参戦となるが、長距離で2年ぶりの美酒なるか。杉山晴師も「もっといい競馬ができると思う」と期待をかける。
昨年の宝塚記念覇者ブローザホーンは2枠3番から。昨年の当レース2着、前走阪神大賞典では重量59キロを背負い3着と長距離適性は高い。復調の兆しを見せる同馬に陣営は「さらに上積みがある」と太鼓判を押している。
中の人は8枠14番ビザンチンドリームに注目する。昨年の菊花賞はメンバー最速の上がり3Fをマークし5着。今年は海外重賞を制すなど勢いに乗る。先週、重賞勝利のシュタルケのエスコートに期待だ。