エルムSの枠順が確定!
2025年8月8日 10:30 9日の札幌メイン「第30回エルムS」(ダート1700メートル)の枠順が8日に確定した。
重賞2勝のウィリアムバローズは8枠14番。前走のかしわ記念ではハナを切り、勝ち馬シャマルからプレッシャーを受ける厳しい展開となったが、0秒1差の2着に粘り込んだ。その後は放牧を挟んで函館へ移動。最終追い切りは馬なりのまま函館Wコースを活気十分に駆け抜けており、3度目の重賞Vへ向けて態勢は整った。
マーチS覇者のブライアンセンスは7枠11番からスタート。前走の平安Sはスローペースとなり、ヨーイドンの競馬になった結果、9着で1番人気に応えられなかった。初めての小回り1700mへの対応が鍵となるが、丹内騎手は最終追い切り後に「動きは良かった。もたれる面も問題なく、良いイメージを持って臨める」と巻き返しに手応えを示している。
昨年2着のドゥラエレーデは3枠3番。6日の追い切りでは函館ダートコースで松山騎手が騎乗し、ラスト1F11秒4の好時計をマークした。22年ホープフルS以来勝ち星から遠ざかってはいるが、砂G1でも3着3回と実力上位は明らかで、二刀流ホースが昨年のリベンジに燃える。
中の人注目はペリエールで1枠1番。前走の大沼Sを制し、距離適性にも問題はない。新馬戦以来の札幌となるが、当時もダート1700mで、北海道シリーズは2戦2勝と相性が良い。追い切りに騎乗した佐々木騎手も「前回と同じ雰囲気で好調をキープしている」と好調ぶりをアピールしている。