オークスの枠順が確定!

2025年5月22日 14:35

 2冠制覇を狙う桜花賞馬エンブロイダリーは5枠9番に入った。過去3年の桜花賞馬はオークスで3年連続連対中。エンブロイダリー自身はクイーンC優勝を含め、東京コース3戦3連対を誇る。距離延長に不安がささやかれるが、「スピードと総合力で通用」と陣営は能力に全幅の信頼を寄せる。鞍上ルメールもオークス4勝で、桜花賞馬にまたがれば2戦2勝。様々なデータが好走を後押ししている。

 桜花賞2着からリベンジを期すアルマヴェローチェは1枠1番から。桜花賞は最後の直線で外を選択したものの、エンブロイダリーに競り負けた。休み明けだった前走から、今回は上昇が見込める。父もハービンジャーで距離延長は歓迎の血統。逆転の場面は十分にあり得る。

 大外8枠18番に入ったエリカエクスプレスは桜花賞で1番人気に支持された素質馬。やや気性が勝ったタイプだけに、リズムよく競馬を進められるかがポイントとなりそう。安定感が光るリンクスティップは3枠5番。桜花賞は上位2頭には水をあけられたものの、スタートの不利がかなり響いた印象。距離延長は問題ないだけに、初となる関東圏への輸送が鍵を握りそうだ。

 中の人注目は5枠10番に入ったタイセイプランセス。前走のフローラSは3着も、最後の直線で進路に苦労し、きちんと追い出したのは残り1F。ただ伸び脚は出色だっただけに、スムーズなら本番でも見どころがある。

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