菊花賞の枠順が確定!

2025年10月23日 14:30

 淀の芝3000メートルを舞台に行われる牡馬クラシック3冠最終戦「第86回菊花賞」(京都、26日)の枠順が23日、確定した。

 前走・神戸新聞杯を制し、最後の1冠に臨むエリキングは7枠15番に入った。その前走は、菊花賞を見据え、10頭立ての道中7番手の位置取り。スローペースで前有利の展開だったが、非凡な末脚で差し切り、改めてG1級の存在であることを見せつけた。春の主役2頭がいないだけに、ここは是が非でもタイトルをつかみたい。

 4枠7番に入ったショウヘイはダービーで最先着の3着。陣営は「最後止まったわけではない」とし、距離延長にも胸を張る。新コンビを組む岩田望も「これだけの馬。何とか結果を」と意気込む。セントライト記念組は2着ヤマニンブークリエが最上位、2枠4番に入った。レース後に、横山典が「この状態のままいければ勝負になる」とジャッジ。血統的にも長距離適性がありそうな一頭だ。

 別路線組は、無敗の3連勝で春に青葉賞を制したエネルジコに注目。5枠9番に入った。青葉賞後は、古馬との対戦を選択。新潟記念は2着に敗れたものの悲観する必要のない敗戦だった。菊花賞3連覇の偉業に挑むルメールのエスコートに注目が集まる。

 中の人注目ゲルチュタールは6枠12番から。青葉賞3着後、視線は夏へ。三田特別、日本海Sで古馬を相手に連勝を飾った。総合力が高く、ここでも十分に勝負可能だろう。

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