福島記念の枠順確定!

2025年11月21日 10:30

 22日の土曜福島メインレース、ハンデ重賞「第61回福島記念」(芝2000メートル)の枠順が21日に確定し、連覇を狙うアラタは7枠13番に入った。

 昨年、外々を回って豪快に差し切りVを飾ったアラタ。前走の札幌記念では強敵相手に13番人気で3着激走と、8歳でも全く衰えはない。最終追いはWコースで力強く伸び、小島助手も「状態はいいです」と自信を見せる。秋の福島20年ぶり参戦となるベテラン横山典とのコンビも心強い。

 マイルCSと両にらみだったエコロヴァルツは、4枠8番から参戦。中2週のローテだが、最終追いは軽めの調整で十分な仕上がりを見せている。23年夏の新馬勝ちが福島芝1800メートルでコース相性は証明済みだ。

 前走クイーンS9着からの逆襲を誓うクリスマスパレード(牝4=加藤士)は1枠1番の最内枠。新コンビの戸崎を背に、最終追いで馬なりながら自己ベストの好時計をマークし、加藤士師も「戸崎さんは馬に合いそうな感じ。状態はいい」と笑顔。「前走は洋芝が合わなかった。福島なら」と舞台替わりでの一変に期待がかかる。

 最近10年で1番人気がわずか1勝と難解なハンデ戦かつ小回り福島2000メートルを制するのはどの馬か。枠順も出揃い、白熱したレースが期待される。

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