さあマイルＣＳ。今年のメンバーはかなりのハイレベル。正直、上位人気で決まる可能性は高そうだが、ちょっとでも荒れてくれればという願いを込めて絞り出した本命は（７）チェルヴィニア。毎日王冠の７着敗戦で人気を落としているが、その前走は１６キロ増で重かった。２月の京都記念（９着）は馬場が合わなかった。昨年の桜花賞（１３着）は脚部不安明けと、大きく負けたレースの敗因は明確。マイル戦は新馬戦２着、アルテミスＳ１着、しらさぎＳ２着。決して合わないわけではない。前走からの上積みは間違いないし、京都も秋華賞で勝っている。枠も真ん中でちょうどいい。あとはマーカンド騎手の手腕に懸ける。

　対抗に（１０）ラヴァンダ。エリザベス女王杯をパスしてここへ。ここ２戦の連勝の内容が強かった。特に前走アイルランドＴは前有利の流れを差し切り。相手は一気に強くなるが、調教は今回のメンバーの中でも一番良く見えた。３番手に（１５）ジャンタルマンタル。さすがにこの馬が馬券を外すイメージが湧かない。前走は２着だったものの完全な叩き台。５９キロだったし、今回は逆転可能だ。朝日杯ＦＳ、ＮＨＫマイルＣ、安田記念に次いでマイルＣＳまで勝つと、牡馬が出走できる国内芝マイルＧ１を完全制覇。なかなか破られない記録になるだろう。

　他では昨年の覇者（１７）ソウルラッシュ。仕上がりも良く７歳でも王者の貫禄を見せる。（５）アスコリピチェーノはマイルなら国内屈指の能力の持ち主。展開が向けば勝ち負けまで。前走の毎日王冠で復活した（１４）レーベンスティールも外せない。穴なら京都が得意な（１１）オフトレイル。前走富士Ｓでジャンタルマンタルを完封した（６）ガイアフォースも侮れない。英国馬（１６）ドックランズも展開がハマればワンチャンある。

　馬券は３連単（７）（１０）（１５）→（７）（１０）（１５）→（５）（６）（７）（１０）（１１）（１４）（１５）（１６）（１７）、（７）（１０）（１５）→（５）（６）（１１）（１４）（１６）（１７）→（７）（１０）（１５）を各５００円の計３万９０００円勝負！よろしくちゃーん！