【チャンピオンズC】底力勝負で浮上!“スタミナ豊富”ペプチドナイルに田井「一変の可能性」
2025年12月3日 10:00 スポニチの田井が1日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。7日に行われるチャンピオンズC(中京、ダート1800メートル)出走馬の中から、馬体・状態が大きく変わってきた好走期待馬について解説した。求められるのは“機動力と底力”。適性が結果に直結し、リピーターが強いレースである一方、世代交代の波が強まる今年は力関係の見極めが焦点。そんな中、田井は7歳馬ペプチドナイルを1頭目に取り上げた。
「馬体の充実ぶりが伝わってくる立ち写真」とまずは状態面を高評価。同馬の武器は豊富なスタミナと続け、530kg前後の巨体でも「胴伸びが素晴らしく無駄肉の少ないマラソンランナーのような体形」と印象を語った。「南部杯は外伸びの馬場に泣き、武蔵野Sは極端な瞬発力勝負」と近走の敗因を整理。昨年制したフェブラリーSは「超ハイラップの消耗戦でその良さがフルに生きた」と振り返り、「先行馬が揃った今回は底力勝負が濃厚。一変の可能性は十分にある」と巻き返しに期待を寄せた。
また、砂の名馬ホッコータルマエなどを挙げながら、「加齢による能力の減衰が起こりづらいダート馬の中でも、キングカメハメハ産駒は“長持ち”する」と血統面の傾向に言及。「見た目に馬体の衰えは感じられず、むしろ昨年より研ぎ澄まされたシルエットと筋肉の張り」と重ねて強調すると、「不当に人気を落とすようなら、ガツンと勝負したいと思わせる馬体写真」とまとめ、期待感を隠さなかった。田井の最終的な印はスポニチ競馬Webにてレース前日までに先行公開される。
