チャンピオンズCの枠順が確定!

2025年12月4日 14:30

 連覇を飾ったレモンポップが去り、各世代の実力馬が揃う戦国ダート頂上決戦「第26回チャンピオンズC」(中京、ダート1800メートル)の枠順が、4日確定した。

 3歳馬2頭が世代交代を狙う。前走ジャパンダートクラシックで世代の頂点に立ったナルカミは6枠12番に入った。デビューV後の2戦目でまさかの敗戦を喫したが、その後の4戦はいずれも強さが際立つレースばかり。歴戦の古馬が相手になるが、逃げて完封の経験もあり、王者の資格は十分に有する。

 前走・武蔵野Sで古馬を相手に3馬身半差Vを飾ったルクソールカフェは8枠16番。全兄カフェファラオは、チャンピオンズCこそ未勝利もフェブラリーS連覇など、絶対的な砂の王者だった。1F延長となる1800メートルは黒竹賞、伏竜Sと2勝しており問題ない。鞍上ジェル―のエスコートに期待が懸かる。

 このレース2年連続2着の古豪ウィルソンテソーロももちろん黙っていない。2走前のマイルCS南部杯はさすがの完勝劇で、衰えは感じさせない。4枠8番から3度目の正直なるか。不気味さなら6枠11番シックスペンス。ダート初起用の前走はウィルソンテソーロの2着に食い込む力走で適性を証明した。芝とは言え、1800メ-トルは重賞3勝の距離だけに、魅力的な一頭に映る。

 中の人注目、7戦6勝の牝馬ダブルハートボンドは1枠2番に入った。2走前のブリーダーズゴールドカップで初黒星も、前走みやこSできっちり立て直し、重賞制覇。15年サンビスタ以来、史上2頭目の牝馬Vを狙う。

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