【北九州記念】田井、フリッカージャブを絶賛!「スプリント界の頂点に立てる器たりえます」
2026年7月1日 12:00 スポニチの田井が6月29日、netkeibaTV『前走から一変! 好調馬体チョイス』に出演。7月5日(日)に行われるG3・北九州記念(小倉、芝1200メートル)の出走馬の中から、馬体や状態が大きく上向いている好走期待馬を解説した。
2023年から小倉の開催日程が大幅に縮小され、今年は昨年同様の「開幕2週目」での施行。昨年こそ先行馬が力量以上のハイペースで飛ばしたことで差し決着となったが、田井は基本構造を「逃げ馬有利」と唱える。一方で、「2,3着には地力のある差し馬が食い込む」ため、“行った行った”の前残り決着は少ない点を強調。その上で、今年のテーマに「絶対的なスピード能力」を据えた。
田井は注目馬を複数頭挙げたが、中でも「現役で最も速く栗東坂路を駆け抜けられるであろう快速馬」と評して、フリッカージャブを1頭目にピックアップ。「シンプルに速く走れる構造の馬体の作りをしています」と前置きし、「首が太く短く、前肢が極端に短く、四肢の回転スピードを極限まで上げられるピッチ走法を可能にします」と分析した。
さらに、「前後躯をまとう筋肉は圧巻の量だけでなく、その質も秀逸です」と絶賛。「キック力に直結する半腱半膜様筋、大腿二頭筋は素晴らしい立体感を誇り、その推進力を受け止める上腕三頭筋もまん丸に大きく発達しています」と具体的に描写し、「速度が出すぎる小倉特有の下り坂でもバランスを崩さずにスピードに乗ることができるでしょう」とコース適性にも太鼓判を押した。
父サートゥルナーリアは現役時代に中距離戦線で活躍したが、「その父ロードカナロア譲りの筋肉量を産駒に伝えるケースも多く、短距離タイプを多く出しています」という。さらに、ロードカナロアと、フリッカージャブの母の父サクラバクシンオーの組み合わせは、サトノレーブやファストフォースを輩出しているニックスとして名高い。
「近似の配合から生まれたフリッカージャブもまたスプリント界の頂点に立てる器たりえます」と血統的ポテンシャルを高く評価。「よほどのハンデを背負わされない限り、ここを通過点にして秋の飛躍につなげてくると思います」と期待を寄せた。田井の最終的な印は、スポニチ競馬Webでレース前日までに先行公開される。
