【出田の昇竜券】16日中京7R 持ち前のスピードを発揮し番狂わせ
2026年8月16日 08:00
秋春制に移行したサッカーJリーグは、横浜MのU―17日本代表MF三井寺眞の衝撃ゴールで幕を開けた。16歳4カ月5日での先発、得点はともにJ1最年少。8日付本紙1面の「J1開幕戦年少得点」の表を眺めていたら、静岡支局時代の2011年に取材した石毛秀樹の名前があった。13年に清水で当時最年少となる18歳5カ月9日のJ1開幕戦ゴールを決めた逸材だ。
高校2年だった11年、U―17W杯で日本のベスト8進出に貢献、アジア年間最優秀ユース選手賞を受賞した。忘れられないのが同年8月のSBS杯国際ユースサッカー。静岡ユース(U―18静岡県選抜)の一員としてU―18日本代表と対戦し、後半追加タイムに値千金の逆転ゴール。奇跡のVに導いた。記者として目の当たりにした最初のジャイアントキリングでもある。
1メートル68と小柄ながら、漫画「ONE PIECE」のルフィをほうふつさせる全身バネのような身体能力。パンチのあるシュートは今でも鮮明だ。31歳になった石毛はニュージーランドで現役を続行。昨年、左膝前十字靱帯(じんたい)断裂の大ケガを負ったが、再びピッチに戻ることを目指してリハビリに励んでいる。
中京7R・中京記念は◎リリージョワ。スピードを生かせなかった前走桜花賞は度外視可能。デビュー2戦目のもみじSで後の重賞2勝馬ダイヤモンドノットを負かした事実は見逃せない。うら若き3歳牝馬が、恵量52キロで番狂わせを起こす。(9)から。
出田竜祐。熊本県熊本市出身。得意条件は「牝馬限定戦」。予想スタイルは「現場を肌で感じた時のひらめき」。