61歳・的場文男が地方最多タイ7151勝目!ついに帝王が鉄人に並んだ 新記録は7日以降
2018年8月6日 16:05 競馬界のレジェンド・的場文男騎手(61)が6日、浦和競馬10Rで1番人気のタマモサーティーン(牝4)に騎乗し勝利。史上最多タイとなる地方通算7151勝目を挙げ、「鉄人」と呼ばれた佐々木竹見氏に並んだ。
タイ記録に王手をかけてから21連敗と足踏みが続いていたが、この日最初の騎乗となった10Rを快勝した。続く11Rもフラダリ(牝4)とともに1番人気に支持されたが、勝利ならず。新記録は7日以降に持ち越しとなった。7日も浦和で2レースに騎乗予定。
的場は1956年9月7日福岡県生まれの61歳。73年10月に大井競馬場で騎手デビューして45年目。デビュー11年目の83年に大井リーディングを初めて獲得した。02年(363勝)、03年(335勝)には全国リーディングの座もつかんだトップジョッキーで、「的場ダンス」とも呼ばれる豪快な騎乗フォームでファンを魅了し続けてきた。
JRA(4勝)と海外(1勝)を加えると7156勝で、すでに佐々木竹見氏(地方7151勝+JRA2勝)の勝利数を上回っているが、本人は地方のみの勝利数にこだわりを持つ。正真正銘の最多勝記録へ。ついにカウントダウンは「1」となった。
▼的場文男騎手の話 これでやっとタイ記録。喜びを感じている。ここまでこられたのもファンの方や、皆さんのおかげ。本当に感謝の気持ちでいっぱいです