【秋華賞2週前追い】牝馬3冠へ、アーモンドアイ 国枝師「実が入って力強さが出た」

2018年9月27日 14:58

 今春の桜花賞&オークスを制したアーモンドアイ(牝3=国枝)が27日、牝馬3冠が懸かる秋華賞(10月14日、京都)の2週前追いを美浦坂路で行った。5馬身前を走るオノリシャス(4歳500万)を手綱を抑えたままで抜き去り、豪快に3馬身先着。4F53秒7〜1F12秒9(馬なり)。力感あふれる脚さばきは春より一段成長した印象だ。

 坂路テレビで確認した国枝師は「Wコースの馬場状態が良くないので坂路で追ったが、動きはいいよね。体もボリュームアップしていい感じ。全体的に実が入って、力強さが出た」と目を細めた。オークス優勝後はノーザンファーム天栄(福島)でリフレッシュ。2週前の12日に美浦に戻り、20日に坂路4F55秒5で初時計。同師は「今現在で480キロ(前走・オークスは466キロ)。京都へ輸送もあるのでレース当日は470キロぐらいかな。少し増えているぐらいで出せそう」と3冠に向け、順風満帆の調整を続けている。

 次週10月4日の1週前追い、当週10日の最終追いは主戦ルメールが騎乗予定。10年アパパネに続き、自身2頭目の牝馬3冠の偉業が懸かる国枝師は「プレッシャーはやっぱりあります。このまま普通に行ってほしい」と気を引き締めていた。

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