【万哲の乱 特別編】29日阪神11R 気性難もサンライズソアの底力評価
2018年9月29日 08:00 阪神11R・シリウスSの◎サンライズソアといえば、気難しい馬でキャラは定着している。逃げ切った休養前の平安S(1着)はゲート内で何度も首を下げ、出遅れなかったのは不思議なほど。実際、2走前のブリリアントS(14着)では立ち遅れて全く競馬にならなかった。平安Sのレース直後、騎乗したM・デムーロは「力はあるけど、凄く気難しい馬。ゲートはうるさかったけど、ハナに行くと一生懸命走ってくれました」と回顧。そんな性格でも、既に5勝をマーク。昨夏の交流G1ジャパンダートダービー(大井ダート2000メートル)で2着の実績もある。G3なら格上。ハンデ57・5キロは力を認められた証拠か。パサパサの良馬場でも走っているが、重や不良でも好走しており、湿ったダートはOK。問題はスタートが決まるかだ。馬群でもまれる競馬になってしまうと、気難しい馬だけに苦戦も覚悟。三振か?本塁打か?のタイプだけど、最終追い切りで上手に制御していた新コンビのルメールは合う予感がする。
《もうひと押し》阪神10R・芦屋川特別は◎アドマイヤデライト。前走・九州スポーツ杯(2着)は自己最速の1分7秒7で乗り切って、地力強化を印象付けた。パワー兼備で道悪は歓迎。