【万哲の乱 特別編】28日阪神11R G1馬カゼノコが高速阪神ダートで復活

2018年12月28日 08:00

 23日の有馬記念後に行われた阪神12R・ギャラクシーS(ダート1400メートル)。実は当欄の「特別編」で◎ユラノトを推したが、鼻差2着惜敗だった。有馬記念の取材に追われ、レース映像を確認できたのは午後8時すぎ。優勝したゴールドクイーンの勝ち時計は1分21秒5。芝並みの速さに正直驚いた。今の阪神は「高速ダート」。最終日の馬券検討に生かしたいもの。

 阪神11R・ベテルギウスSの◎カゼノコは時計が出る軽いダートでこその追い込み型。3歳時に交流G1ジャパンダートダービーを制した栄光は昔話になりつつあるが、時折見せ場はつくってきた。前走・福島民友カップ(5着)は直線の短い福島のコース形態を考えれば、よく追い込んでいる。話はこれまた古いが、4歳秋のみやこS(2着)で1分47秒8(勝ち馬ロワジャルダン)の破格の時計で走破。ヨシオ、コパノチャーリー、エテルナミノルなど先行勢がある程度流れをつくってくれれば、差し浮上の場面があっていい。

 《もうひと押し》中山10R・立志ステークスは◎エジステンツァ。菊花賞出張で現地生観戦した前走1000万下(1着)が圧巻の強さ。今の勢いなら昇級戦でも即通用。

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