【小倉新馬戦】池江厩舎“とっておき”ローズが花咲かす
2019年8月16日 05:30 今夏最大の衝撃になるかもしれない。ディープインパクト産駒で最も勝ち鞍を挙げてきた池江厩舎の“とっておき”が日曜小倉5R(芝1800メートル)に降臨する。ミッキーローズ(牝)は母がアルゼンチンのG1を2勝したサファリミス。父ディープ×アルゼンチン母系の配合はサトノダイヤモンドがおり、流行の最先端。池江師も目を細め、初陣を心待ちにする。
「小柄な牝馬ですが、しっかり調教を積むことができました。この血統らしい、軽い奇麗な走りをする」 鞍上はJRA通算1000勝に王手をかけている浜中。池江厩舎+ミッキー(野田みづきオーナー)、そして鞍上が浜中と言えば15年にオークス、秋華賞を制したミッキークイーンが思い出される。「おそらく体は410キロ台になるか。やるだけ体は減るけれど、なんとか辛抱してくれないか」と指揮官。ローズはまだ固い“蕾(つぼみ)”だが、いずれ大きな花を咲かせるはず。注目のデビュー戦は体を維持できるか否か。まずは自分との闘いになる。