【小倉2歳S】くじけないローランダー 滞在&連闘は経験済み
2019年8月30日 05:30 【東西ドキュメント・小倉=29日】夏の小倉もアッという間に最終週。柏原が前回、小倉の厩舎地区で取材したのが2週目。当時も湯窪厩舎の九州産馬ローランダー(牝2)が滞在していた。一般馬相手となった開幕週の新馬6着をステップに九州産馬限定戦で未勝利勝ち。いったん栗東に戻って再度、小倉へと乗り込んだ先週ひまわり賞は1番人気に支持された。前々の競馬で押し切ったかと思いきやゴール前、イロゴトシの強襲に屈して2着。悔しい敗戦となった。鳥羽助手が振り返った。「変に手前(軸脚)を替えていたんですよね。もう少しスムーズに走れていたら…」
キャリアが浅い2歳らしく、まだ粗削りなのは仕方ない。タイトなローテーションとなるが滞在&連闘は経験済みだ。29日まで厩舎周りの運動でリラックス。30、31日は体を動かしてレースに備える。「前走後すぐは硬さがあったけど今はそれも解消。思ったよりヘコたれていないですよ」と笑顔で締めた。九州産馬代表として一般馬にぶつかっていく。