【京成杯】キムケンドリームで“夢”を狙う!?重馬場も問題なし
2020年1月17日 05:30 【東西ドキュメント・栗東=16日】田村は京成杯のキムケンドリームに目をつけた。前走の黄菊賞は伸びを欠いて5着も、4角はかなり外を回された。敗因は明確。16日の木曜追い切りに注目した。
だが、坂路で4F53秒6と地味な時計。大きく追走していたとはいえ、併走馬のフォートワズワース(4歳1勝クラス)に手応えも劣勢だった。状態は?厩舎に向かい木下助手を取材。「この馬は実戦タイプ。稽古で動かないのは気にしてないよ」と不安を一掃。出来に関しては心配無用だ。
中山は金曜、土曜が雨予報。これが一番の買い材料。父オルフェーヴルは凱旋門賞2着、そして兄には稍重の13年小倉記念を制したメイショウナルトがいる。キムケンドリームも新馬戦を重馬場で勝ったようにパワー型は明らか。馬場が悪化すれば勝機は来る。
「デビュー戦が強い内容だったので馬場が重たくなるのはいい。今回はある程度、前で運びたいですね」
印は思い切って◎を打ち、“夢”の帯封を狙うか。はたまた堅実にいくか。印の位置づけには最後まで悩みそうな田村だった。