【弥生賞】オーソリティ3頭併せ最先着 木村師「いつも通りの調教できた」
2020年3月5日 05:30 ホープフルS5着からの巻き返しを図るオーソリティはWコースで3頭併せ。直線で最内に潜り込んでいっぱいに追われ、外ランガディア(6歳オープン)に2馬身、中レッドフレイ(5歳3勝クラス)に1馬身先着した。「普段からいい動きをする馬で、いつも通りの調教ができた」と木村師は満足顔。「以前より人の言うことを聞くようになって“ちゃんと話し合える”感じになってきた」と独特の言い回しで精神面の成長を強調した。
前走はスタート直後に他馬と接触するアクシデントもあった。師は「向正面に出るまでのロスが大きく、スムーズじゃなかった」と振り返る。それを踏まえた上で「相手が強いので胸を借りる立場だが、普通に回ってきて、どこまでやれるかを見てみたい」と力を込めた。鞍上は今週から短期免許で来日する南アフリカのトップジョッキー・ヒューイットソン。その手綱さばきにも注目だ。