【フローラS】好気配の松永幹勢2頭一発あるぞ!

2020年4月23日 05:30

坂路で併せ馬で追い切るエレヴァテッツァ(右)、ディキシーグロウ

 【東西ドキュメント・栗東=22日】前日の取材で松永幹師が「一発ないかな」と期待していたのが、フローラSに登録したエレヴァテッツァだ。寺下も水曜の最終追い切りを楽しみにしていた。

 お目当ては午前6時すぎの坂路に登場。序盤はゆったり入ったが、持ったままの手応えで併走馬を置き去りにしていく。ラストは1F12秒4で5馬身先着した。モニター越しからも体調の良さが伝わってくる。指揮官は「それほどやるつもりもなかったけど、凄く良かったね」と絶賛した。

 昨年12月の未勝利V以来の実戦だが「右手前の走りがいい馬だし、左回りは合うはず。距離も問題ない。楽しみですね」と締めくくった。同厩舎からは2勝馬のシャンドフルールも参戦。こちらはCWコースでダイナミックな動きを見せた。「この時計(6F79秒6)は具合がいい証拠でしょう。自分のペースで走れれば」とこちらも状態は良さそう。週末のレースが楽しみになる最終追いだった。

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