【福島牝馬S】上原師 今週はバビアナで激走

2020年4月23日 05:30

 【東西ドキュメント・美浦=22日】ソーシャルディスタンス。不本意な形であれ、今年を象徴する言葉になるのは間違いない。トレセンの取材現場にも浸透した。上原師の囲み取材は広いスペースの取れる駐車場の一角で。もちろん2メートル以上の距離を保って、浜田も輪に加わった。

 先週の皐月賞では管理馬ガロアクリークが3着に好走。「状態が良かったからね」と愛馬の健闘に満足顔。「リラックスして走れているから、距離が延びても良さそう。ダービー予定で」と夢が膨らんだ。今週の福島牝馬Sに出走させるショウナンバビアナも期待の一頭。最終追いはWコースで5F69秒9とセーブ気味も「競馬で燃える馬だから、これくらいで十分」と仕上げは上々。福島は初参戦だが、新潟で2勝を挙げており「平たんコースで先行できる馬だから、うまく流れに乗っていけば。馬は良くなっているから、重賞でも牝馬同士なら楽しみ」と期待する。格上挑戦で配当的な妙味も十分。皐月賞と同様、人気薄での激走に期待が持てそうだ。

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